この、キーが E とも A ともつかない感が好き。E ミクソリデイアンを途中で A イオニアンに読み替える感じ。
すなわち、E で始まり、曲途中で「あれ? でもキーは A?」と思わせ、でも各コーラス終わり(0'30"、0'50"、1'10"、1'30")は E に終止し、1'30" からの間奏はこのまま E で、最後のコーラス終わり(2'31")だけ、前4回と違って A に終止し、そのまま曲終わりのキーは A。
ところが、この曲のライヴを何種類か聴くと、全てのコーラスが A に終止してる。1小節 A を入れたのちに E に戻る。
「E と A を行き来する」というより「A の曲が E から始まってる」感じになってる。
間奏は E。4コーラス目がいったんはっきりと A に終止してから、「ここから間奏」というふうにくっきりと区切られた E の間奏が始まる。私はオリジナルの、直前のコーラス終わりの E がそのまま間奏になだれ込む感、コーラス終わりの E がトリガーとなって間奏が呼び起こされる感、夢の世界が開かれる感、が好きなので、ここも残念。