ミー子

ぉぁああおうぅぅ

夢 2024年01月06日、あと YMO

長くて場面転換が多くて雑多な夢だったが(樋口可南子氏がご登場になったり)、最後のワンシーンが印象に残った。

 

YMO の曲を、外国のあるアーティストがリミックスしたものを聴く。

YMO のオリジナル(曲調そのものは「ライディーン」っぽい)には1か所、数秒間、「壁1枚隔てた隣室から聴こえて来る」みたいな音場の箇所がある。

件のリミックスはそこから始めて、曲が「ふつうの」音場に戻るポイントを通過してなお、その音場のままで、私は「おっ!」と声を漏らす。

つまり曲全体をその音場(エフェクトやイコライジングの設定)で解釈し直すリミックスなのだった。

 

私が YMO でいちばん好きな曲は 'Neue Tanz' だけど今まで貼ったこと無かった気がする。

改めて聴くといろんな音が鳴っててびっくりする。パート数=トラック数が多いということでもあるし、ひとつの音色の中に複雑な倍音構造があったり、ひとつの音の出来事と勘定される中にも構造や移ろいがあったり、ということでもある。

冒頭のスネアひとつとっても、残響が F♯3 あたりのピッチをもって聴こえるのは、ディレイをリング・モデュレイション的に使ってるのか、何なのか、私はエフェクターのことまったく判らないけど*1

1'01"~ 1'06" でベースのノートとは別に鳴ってる低音、何の音だろう? キックに共鳴して鳴ってる何か、かな?

私のベースのセンスは、この曲のベースからの影響が大きい。弾けないけど。思い付くフレーズの元ネタ、という意味で。

 

'Taiso' でのベース・パートの役割の大きさに改めてびっくりする。

曲のビート(ハンマー・ビート的な)を作るのに、ベースのゴースト・ノートが効いてるみたいだし、3'11"~ 3'35" ではたんなるゴースト・ノートというのではなく、響きとしてもハーモニクスで貢献してるように聴こえる。

もしかして 1'04"~ 1'12" の、ドミファ、ドミファ、ドミファ、もベースのハーモニクス

2'16"~ 2'39" のリード・ベースは今まで意識して聴いてなかった。

1981年新宿コマ劇場ライヴでのベースは、全然違って、もっとシンプル。あと、MV は、「私の嫌いな YMO」が溢れ出てしまってるので、今回は音声のみのつべで。

*1:ディストーションのフィードバックのホットスポットの周波数の設定、とかではないと思う。