ミー子

ぉぁああおうぅぅ

'Your Mother Should Know'、'I Am the Walrus'

赤盤は聴いた、というと、青盤も良いんですよ、といわれた。

いや中後期はそれぞれのアルバムで聴いたから。

 

青盤(オリジナル)の収録曲を今改めて認識した。私が埋め草と見做してる曲もけっこう入ってるな。

「発売当初、ジョージ・ハリスンが選曲を行ったとアナウンスされたが、実際は当時のビートルズのマネージャーであるアラン・クレインが手掛けている」(ウィキペディアザ・ビートルズ1967年~1970年」)

 

まあ私が選曲したら、マッカートニー曲は

Getting Better

Magical Mystery Tour

Your Mother Should Know

Wild Honey Pie

Helter Skelter

I've Got A Feeling

だけになっちゃうけど。

 

なかで 'Your Mother Should Know' については、私個人の、この曲との再邂逅の体験で印象づけられてて、やや不純な選曲動機なのだけど。

むかし武蔵小山のジョナサンの店内でずっとビートルズ・ナンバーを流してた。有線だろうか?

その時私は 'Tomorrow Never Knows' が掛かるのを待ってた。そこに 'Your Mother Should Know' が掛かった。泣けた。この曲で自分が泣くなんて思いもよらなかった。

この曲のどこに泣けたかというと、メロの造形と曲構成の簡潔と的確に。こういう機会に聴くことでそこに気付く、ということが起きるみたい。

'Strawberry Fields Forever' も掛かったけど、こういう場で流すのには全く不向きだった。ディテイルの音楽だし、ダイナミック・レンジが広い。アレンジの細部や、弱奏の箇所が、場のノイズに埋もれてしまう。

 

青盤 2023 mix は全然聴いてない。ただ 'I Am the Walrus' について「狂ってる」という評をたまたま見掛けたので気になって聴いてみた。

コーダの音量バランスwwwww*1

コーダのコーラスが斎太郎節の影響である説(レノンが来日時にホテルで聴いて気に入った説)は、星加ルミ子の談話が根拠らしいのだけど、事実関係を詰めると、不確定な、あるいは時系列と食い違う点があるらしい。

でも、じゃあ、もし斎太郎節の影響じゃないとしたら、いったいどこからあんな斬新な楽想思い付くのか、謎が残る。

*1:追記 2024年02月07日

何が「wwwww」なのか、具体的に書くべきでした。

コーダでの、ラジオの音声的なトラックが、まるで新たに加えられたものみたいで、びっくりしたのでした。たしかに「狂ってる」と。

もともとあったトラックを前面に出して来たのでしょうが、従来の、例えば2009年リマスターではこれを効果音として、ないしノイズ成分として使うふうだったのが、この2023年ミックスでは「これ自体がパート」みたいな扱いに変わってて。