ミー子

ぉぁああおうぅぅ

Germinale、サンプリングする

Germinale のアルバム "Scogli Di Sabbia" は、時々、アリモノ音源のサンプリングをそれと判る形で使ってる箇所があるけど、'La Battaglia Per Il Sampo' の 2'20" 目と 4'30" 目にはちょっと笑った。

2'20" 目、now comes the battle

4'30" 目、the capture of the beast

のナレーションは、Aphrodite's Child "666" の2曲から引っ張ってきて、継ぎ接ぎしてる。

冒頭、Now comes 'The Capture Of The Beast'.

冒頭、'The Battle Of The Locusts'.

Germinale を聴く程度にマニアックな人は、当然 Aphrodite's Child "666" を知ってる。即座にサンプリングの元ネタを思い当たるはず。

 

この 'La Battaglia Per Il Sampo' では、4'39"~ 5'53" のメロの音高選びと符割がユニークで、どこから来る発想なんだろう?

 

同アルバムでは、King Crimson 'Dr. Diamond' をカヴァーしてる。やはり曲終わりにサンプリングが使われてる。

原曲:

 

プログレで、サンプリングを使うことに躊躇のないバンドって、じつは多くないのではないか? まあ今回の例は音楽的に引用して音楽的に処理するものじゃないけど。

サンプリング「される」例は枚挙に暇が無い。

 

追記(2024年03月03日)始め

"Scogli Di Sabbia" のつべがアルバムごと削除されました。

現在つべに Germinale の曲は、

1st. "Germinale" (1994) から2曲、

2nd. "...e il suo respiro ancora agita le onde..." (1996) から、Mellowlabel Productions が上げた4曲をはじめ都合6曲、

3rd. "Cielo & terra" (2001) から1曲、

4th. "Scogli Di Sabbia" (2005) から4曲、

を確認できますが、ここではそのうち 2nd. から1曲挙げておきます。

1'31"~ 3'02" のギターのチューニングが甘い気はします。

追記終わり

 

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