ミー子

ぉぁああおうぅぅ

「5.32」、夢 2024年06月29日

旧作の再現・打込み・録音のプランを実行に移すために、学校を7日間休む宣言を保護者にする。外的に期限を設けなかったことが、今まで実行できなかった理由なのだ。

10数年前の、音源も譜面も、何らかのデータも今は手許に残っていない曲。6分台の、当時の私としては最も大作で、緻密。作曲・アレンジは頭の中に残ってる。ある箇所4小節のメロのための音色は、当時、フルートの音色+そのオクターヴ下にユニゾンでまっすぐなエンヴェロウプでうなりを伴う「機械の作動音・持続するモーター音」的な、その意味で「インダストリアル」なキーボードの音色を作って重ねてた。ただフルートと重なることで、持続音のインダストリアル感がマスキングされてしまう問題があった。今回、フルート・パートは KORG01/WFD の PCM カードの波形でいけるし、下のパートも使える音色を作れるはずだし、なんなら当時の問題も解決出来るかも知れない。

当時作曲技術の不足のせいで思い通りに行かなかった箇所も、今ならやれる。

このプランの実行を断念させていたのは、新たに知った、とある屋内水泳競技場的な何かの建物(とても広い)の残響があまりに美しかったこと。このリアル・リヴァーブを実際に使って録音することをもプランに含めることを決心する。

 

 

実在した曲。4年前の(目下の)最後の入院中、脳内でこの曲の譜面=アレンジをかなりのところまで再現できることを確認したのだった。

 

最後のシーンは、夢の中では理路が立っていたけど、描写し意味を解釈するのが難しい。何かの形で表れている部分を、ほどいて別の文脈で繋ぎ直す、みたいな作業とか。壁面のあるポイントに鋲を打つ、その位置を値のとおりに測る、その長さの値「5.32」の単位は、実際の建物における「メートル」なのか、図面ないしミニチュアにものさしを当てて測る「センチメートル」なのか。実際の建物内で鳴らすのか、あるいはやはり PC 内でシミュレイトするのか。あるいはこの場面では既に「再現・組み直し」をキーワードに、音楽の作業から離れて製図か何かの話になってるかも知れない。

 

ちなみに「ある箇所4小節」というのは、これ:

4段目に何小節目かを示す値「5」が見えていますが無視して下さい。4段とも同じデュレイションです。フリーの譜面書きソフトの制約でこの不体裁になりました。

ト長調のセクション中のドミナントのブリッジ。最後1拍4分休符になってるのは、この拍からアウフタクトで次の楽節のヴォーカル・パートが始まるから。