yffcyeshead 氏がアメブロで11月15日以来、「激震!デイヴィソンの盗作疑惑」「デイヴィソンが盗作疑惑に反論①」「デイヴィソンが盗作疑惑に反論②」の3つの御記事で、11月13日付のローリング・ストーン誌の「スティーヴ・ハウとジョン・デイヴィソンがリズ・ストーリーから楽曲を盗用したとして共謀罪で訴えられた」旨の記事と、それへのジョン・デイヴィソンの反論を、逸早く翻訳・紹介下さった。
そして23日、こちらの御記事で整理してくださった:
中で、パクられ元とされる 'Reunion' という曲と、パクり先とされる Yes の 'Dare To Know' の YouTube、スティーヴ・ハウの反論に付随する Yes 'The Ancient' と 'Dare To Know' を比較する SoundCloud をお貼りくださってる。
私が関係者の中で名前と人物とが一致し人物像がそれなりに判るのはスティーヴ・ハウだけ。
事実関係双方の言い分双方の思惑やや入り組む中、わたし的ポイント、私が本当にびっくりした点は、ただひとつだけ。
'Reunion' という曲の、それこそ有史以来幾度繰り返されたか判らない、ありふれて、何の創意もないメロとコード進行を以てオリジナリティを主張してること。
彼が「作曲」というもの、「オリジナリティ」というものをどう弁えてるのかが露呈してしまってて、おいおい大丈夫なのか?
デイヴィソンが反論の中で言ってる「名誉ある責任を負った私が、なぜありふれた単純なメロディを盗むことで全てを危険にさらすようなことをするのだろうか?」というのが、私にとってのポイントのすべて。彼の「私は曲作りに挑戦することに大きな誇りを持っている。私にとってのやりがいは、それができるということを自分自身に証明することだ。だから、もし自分のやり方をごまかすようなことがあれば、自分自身は生きていけないし、そのプロセスから満足感を得ることもできない」は、本当に心に響く。
私はリズ・ストーリー(本名ルドルフ・ザーラー)という人を、今回の件で初めて知ったけど、今後一切音楽家としての彼を無視して差し支えないということが判った。
Yes は、'The Ice Bridge' の件の時には、率直に非を認め、作曲クレディットを変えた。でも今回の件はそれとはまったく次元が違う。
Yes 'Dare To Know' って悪くない曲ですね。